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自転車を処分するなら防犯登録を抹消しましょう
使っていない自転車の処分方法について説明しています。
自転車処分をする前にやっておきたいこと
自転車は簡単には捨てられません。処分する前にやっておかなければいけないことをまとめました。
防犯登録を抹消する
壊れた自転車や、今後乗る予定のない自転車を処分する際は、まず防犯登録を抹消する必要があります。防犯登録は自転車を購入した際に行なう盗難予防対策の一つであり、登録しておくことで、万が一、自転車が盗まれたりなくなったりしても、戻ってくる可能性が高くなります。
防犯登録が残っている状態で処分してしまうと、後々トラブルが起こる可能性があります。自転車を処分する際は必ず登録を抹消しておき、スムーズに手続きが進められるようにしましょう。
防犯登録の抹消方法はそれぞれの地域によって異なるため、まずは自治体などの場所で抹消方法を確認しなければなりません。
なるべく手間をかけたくない場合は、自転車を購入した店舗に相談を行なうのが適切です。店舗の方がしっかりと対処法を教えてくれるので、初めて自転車を処分する方でも安心して対応することができます。
抹消する時の手続きは?
自転車を処分する際に防犯登録を抹消しておかなければならないのは、処分した自転車によって起きたトラブルから自分の身を守るためです。
自転車を処分する方の多くは業者に手続きを任せてしまいますが、こうした対処法は抹消手続きがきちんと完了していない可能性があります。
犯罪に使われた自転車にあなたの登録が残っていると、警察から厳しい追及を受けるかもしれません。日常生活にもいろいろな悪影響が生じるため、処分する自転車の防犯登録を抹消することはとても重要です。
抹消手続きに必要なものは自転車本体と身分証明書、そして自転車の防犯登録カードになります。手続きにかかる時間はそれほど長くはないため、ほとんどの場合はすぐに手続きが完了します。防犯登録カードは必ず必要になるものなので、なくさないように注意しましょう。
いらなくなったからといって不法放置はNG
使わなくなった自転車や壊れた自転車を処分する方は多いですが、その中には登録が残ったままの自転車を不法投棄する人が存在します。自転車を駅前や街中に放置すると、自転車が邪魔になって車や人が通行できなくなる可能性があります。
自転車を処分する際の費用は税金で賄われるため、自転車の不法投棄が続くと国の資産運用も悪化する危険性が高いです。壊れた自転車や乗る機会のない自転車を処分する際は専門業者などに回収を依頼し、不法投棄は絶対に行なわないように注意しましょう。
自転車の不法投棄が発覚した場合、5年以下の懲役または1000万円以下の罰則が科せられます。きちんとした業者に自転車の処分を依頼しておけば、こういった罰則が発生することはありません。処分にかかる費用も最小限に抑えることが可能です。
抹消した後の自分でできる処分法は?
防犯登録の抹消が済んだら、ようやく廃棄が可能になります。望ましい廃棄方法をまとめました。
粗大ゴミとして出す
自転車は家具や家電と同じように、粗大ごみとして処分することが可能です。それぞれの自治体から購入できる粗大ごみの指定シールなどを貼ってゴミ捨て場に置いておけば、回収業者の方が自転車を持っていってくれます。
シールを貼る際はなるべく見えやすいように、自転車の目立つ部分に貼るのが最適です。
しかしゴミ捨て場が狭いと、自転車を置いておくスペースがない場合があります。その場合はゴミの処分施設まで行き、自転車を回収してもらわなければいけません。
自転車の回収を希望する方は一度自治体などに相談を行ない、処分方法をきちんと確認しておきましょう。またゴミの回収を依頼する際は日時をよく確認しておき、回収し忘れが発生しないように注意しましょう。
中古店に持って行く
古い自転車や今後乗らない自転車を処分する場合は、一度自転車の販売店などに車両をチェックしてもらいましょう。
一般の自転車とは違った構造をしているロードバイクやクロスバイクは需要が非常に高いため、売却すると多額の資金を入手できる可能性が高いです。
自転車の部品だけを買取している店舗も存在しているため、タイヤなどのパーツだけを買取してもらうことも可能です。店舗に持ち込めばすぐに査定を行うことができますが、あまりにも状態が酷いと自転車の買取を断られてしまう危険性があります。
自転車を査定へと持ち込む際はコンディションを良好に保ち、まとまった資金が入手できるように対応しましょう。インターネットやメールを使って問い合わせを行なっておけば、具体的な買取金額を事前にチェックすることができます。
不用品業者に任せる
現在は家具や家電などの販売を取り扱っている回収業者が全国各地に登場しているため、自宅で使わなくなった設備を簡単に処分することが可能です。
ほとんどの店舗はいろいろな製品を取り扱っているため、古くなった自転車なども引き取ってもらうことができます。
それぞれの都合に合ったタイミングで回収を依頼できるので、自転車を運び出したり回収日時を待ったりする必要はありません。まずは回収業者に連絡を行ない、自転車の回収にかかる費用や時間を確認しておきましょう。
不用な家具や家電などもまとめて回収してもらえば、多額の資金を集めることができます。しかし店舗によって実施されている買取方法は異なるため、申し込みを行なう際は回収を依頼しやすい店舗を選ばなければいけません。回収業者のホームページをチェックして、さまざまな情報をしっかり確認しておきましょう。